創立二〇周年記念講演会『 障害児・者の人間発達を保障する取り組みのあり方 』

2012年2月26日に行われた、

社会福祉法人なのはな会創立二〇周年記念講演会
「障害児・者の人間発達を保障する取り組みのあり方」
(講師:茂木 俊彦 氏)

の講演リポートを掲載しました。


目  次

はじめに ―― 仙台に来て思い出すことなど


1 障害者は障害のない人と同じ「人」である
 (1) "The disabled"から"A person with a disability"へ
 (2) 基本的人権の主体
 (3) 発達する権利の主体

2 誰でも日々発達に向かって取り組んでいる
 (1) 周りの自然、文化、人に向かって取り組むということ
 (2) 障害はその取り組みを制限する

3 取り組みは相手とのコミュニケーションを基盤にして行われる
 (1) 障害児・者に尋ねるということ、対話するということ
 (2) 信頼関係の確立と発達

4 「労働」と「遊び」の関係を通して考える
 (1) 労働と遊びにおける「活動」の目標・計画・手段・仲間
 (2) 労働の治療的効果
 (3) ディーセントワーク
(※「2)労働の治療的効果」と「3)ディーセントワーク」は同ページに書かれています。)

5 発達は限りない
 (1) できないことが、できるようになること
 (2) できることがふくらみをもっていくということ――能力の発達と人格の発達
 (3) サクセスフル・エイジングの発想

おわりに

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茂木 俊彦
 もぎ としひこ 氏

1942年(昭和17年)10月13日生。日本の教育心理学者、障害児教育が専門。
東京都立大学第11代総長。東京都の大学改革による首都大学東京の発足に伴い、
東京都立大学総長職が廃止となったため、2005年(平成17年)3月に退任、最
後の都立大学総長となった。現在、全国障害者問題研究会の顧問(23 ~ 36期)
としても活躍。

●略 歴
 ・1966年(昭和41年)、東京大学教育学部卒業。
 ・広島大学助教授、立正大学助教授を経て、1981年(昭和56年)東京都立大学助教授。
 ・2003年(平成15年)4月、東京都立大学第11代総長に就任。
 ・2005年(平成17年)4月、桜美林大学教授。
●著 書
 ・『障害児保育論』(1975年)さ・さ・ら書房 
 ・『障害児の発達と保育』(1982年)青木書店
 ・『障害児を育てる』(1984年)大月書店
 ・『障害児と教育』(1990年)岩波書店・岩波新書
 ・『新・障害児教育入門―気になる行動・障害をどう理解するか』 (1995年)労働旬報社
 ・『統合保育で障害児は育つか―発達保障の実践と制度を考える』 (1997年)大月書店
 ・『受容と指導の保育論』(2003年)ひとなる書房
 ・『障害は個性か―新しい障害観と「特別支援教育」をめぐって』 (2003年)大月書店
 ・『発達保障を学ぶ』(2004年)全国障害者問題研究会出版部
 ・『都立大学に何が起きたのか 総長の2年間』岩波ブックレット(2005年)岩波書店
 ・『障害児教育を考える』(2007年)岩波書店・岩波新書