熊本の支援(5/2)

5月2日
この日は、熊本市飛田にあるおがた小児科内科クリニックのカボちゃんクラブで、医療的ケアの必要なお子さんの預かり支援のお手伝いをしました。
おがた小児科内科さんは、全国でも数少ない「小児在宅医療」と「訪問呼吸リハビリ」、「医療型短期入所」に取り組んでおられます。これは、呼吸不全の小児の呼吸を楽にすることで、単に延命ではなくて自分なりの人生を自宅で生き抜こう、という思いからスタートしているとの事でした。


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この日は、4名の未就学のお子さんと成人期の利用者さんが来院されています。お手伝いの内容は、バイタルチェック、保育療育、摂食介助です。

活動では、子どもの日も近く、こいのぼりの被り物を被っての写真撮影会や、母の日のプレゼント作りをしました。


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スタッフは看護師さんや理学療法士さん、保育士さんが揃っていらっしゃり、必要に応じて呼吸リハなども実施していました。

震災があると、同じ姿勢で過ごす事が増えてしまう為、痰が肺の末梢に貯留してしまいます。このような支援の中で専門職が、呼吸リハを行う事は震災時の子ども達の健康維持にとても有効です。

笑顔で素晴らしい取り組みをされていらっしゃるスタッフさん達でしたが、スタッフさんご自身が被災者でいらっしゃると言うお話も伺いました。医療職や福祉職は、災害が起こると患者や利用者最優先に動きます。しかしそこに住むという事は、支援者も被災者であるという事になります。

今回の支援の最もたる目的は、震災直後から約2週間経過している時期の熊本入りだったので、地元で頑張っている支援者の疲弊が出るタイミングでした。支援者の方々が休めたり、自宅の片付けができたりする時間をしっかり取れるように、代われる所を見つけて代わっていくというものでした。

「はじめまして」の知らない支援者に、大切な利用者さんを預ける事はなかなかできません。
支援を行うには、日頃から全国的に同じ目的で仕事をしている仲間との関係性作りが大切です。
支援者同士も顔の見える関係性が少しでもできていると、サポートしやすく、支援依頼をしやすくなると思います。

(記 遠山裕湖)

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このページは、nanohanaが2016年5月 6日 15:00に書いたブログ記事です。

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